概要
レポート機能では、条件に合致したデータをレポート作成し、csvダウンロードしたり、グラフ化したりすることができます。
作成したレポートは、レポート一覧画面でタイトルをクリックすることで集計を実行することができます。
レポート機能のデータ取得タイミング(例:10:00にレポートを新規作成した場合) |
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10:00に新しくレポートを作成・実行 |
作成・実行した時点(10:00)での集計結果を表示 |
最終実行時から29分以内(10:00~10:29)に既存レポートを実行 |
最終実行時点(10:00)での集計結果を表示 |
最終実行時から30分後以降(10:30以降)に既存レポートを実行 |
実行時点(10:30)での集計結果を表示 |
既存レポートの「編集」画面を開いてから実行(時間関わらず) |
実行時点での集計結果を表示 |
レポート機能の最大の特徴は、エクスポート機能と異なり過去を含むフェーズ履歴を出力できることです。
エクスポート機能で出力できるのは最新のフェーズのみですが、レポート機能はフェーズ履歴が出力できるためデータの推移を確認できます。
尚、レポートではアクティビティの抽出はできません。
レポートの出力項目数の上限は、60項目です。
項目タイプによるレポートへの出力可否と各項目の特徴は下記の通りです。
出力可否 | 項目タイプ |
説明 |
---|---|---|
○ | フェーズ |
指定がない場合、過去履歴も含めたすべてのフェーズを、1つのフェーズにつき1行ずつ出力します。 例えば、選考プロセスがJOB打診>書類選考>面接と進んでいた場合、各1行で3行出力されます。 過去履歴が不要な場合、抽出条件で「最新のフェーズのみ」を指定することが可能です。 |
○ | ID(JOB IDなど) |
レポート結果画面でID部分がリンクになり、クリックすると別タブで該当レコードを表示できます。 |
× | テキスト複数行型項目 |
「フェーズメモ」以外のテキスト複数行型項目はレポートでは出力できません。 |
○ | 年月日型項目 |
「yyyy/mm/dd」形式で出力します。 |
○ | 年月日時分型項目 |
「yyyy/mm/dd hh:mm」形式で出力します。 |
△ | 年齢型項目 |
データとして登録されている生年月日を「yyyy/mm/dd」形式で出力します。 年齢はデータとしての値は持っていないため出力できません。 |
○ | 数値型/通貨型 |
画面表示時は3桁ごとの桁区切りカンマが表示されます。 但し、データとしてはカンマは入っていないためCSVダウンロードしたデータには桁区切りは入りません。 |
△ | 2階層の選択肢型項目 |
子階層のみを出力し、親階層は出力しません。 |
○ |
複数選択可能な選択肢型項目 チェックボックス/サーチボックス複数選択 |
1つの選択肢に対して1行のデータを出力します。 例えば、希望勤務地に東京都と神奈川県が選択されている場合、各1行で2行出力されます。 |
× | 画像型項目 |
出力できません。 |
○ | 参照型項目 |
出力できませんが、参照元の項目を出力することができます。 |
レポート作成方法
1.フォルダ追加
グローバルメニューの「レポート」をクリックし、「レポート(Beta)」をクリックします。
まずは、「フォルダ追加」をクリックし、レポート保存先となるフォルダを作成します。
フォルダ追加画面で、「フォルダ名」を入力、「共用設定」で自分専用にする場合は「個人用」を、社内共用にする場合は「共用」を選択します。
設定が完了したら、「保存」をクリックしてください。
2.レポート追加
追加したフォルダをクリックし、「レポート追加」をクリックします。
3.名称
レポート追加画面が開きますので、「名称」タブにてわかりやすい「レポート名称」を入力し、 「次へ」をクリックします。
4.データソース
「データソース」タブにて、どのリソースデータを出力したいのか、レポートカテゴリーを選択します。
※アクティビティはレポートでは取り扱いできません。
5.フィールド
「フィールド」タブにて、レポートに出力する項目を設定します。
選択フィールド候補のリソース名をクリックすると項目が表示されますので、出力したい項目を「選択されたフィールド」へ ドラッグ&ドロップで移動します。
出力項目が全て設定できたら「次へ」をクリックします。
※ レポートの出力項目数の上限は、60項目です。
フェーズ履歴レコードや複数選択肢型項目を選んだ場合、フェーズレコード数や選択された選択肢の数だけレコードが出力されます。
6.抽出条件
「抽出条件」タブにて、「条件追加」のプラスボタンをクリックすると抽出条件選択画面が開きます。
どのようなデータを出力したいかまずは項目を選択します。
選択した項目に対して条件を設定し、全ての条件が設定できたら「次へ」をクリックします。
7.プレビュー
「プレビュー」タブにてサンプルデータを確認し、 問題なければ「次へ」をクリックします。
8.グラフ
「グラフ」タブにて、グラフの種類を選択し、「次へ」をクリックします。
グラフが不要な場合は設定せずに実行することも可能です。
9.グラフ設定
選択フィールド候補のリソース名をクリックすると項目が表示されますので、「横軸」「縦軸」「グループ化単位」へ ドラッグ&ドロップで項目を移動します。
年月日/年月日時分型項目の場合は[年毎/月毎/日毎]を選択します。
グラフは横軸(x) に設置した項目でソートされます。日付順に並べたい場合は、年月日型/年月日時分型項目を横軸(x) に設置してください。
グループ化単位は、横軸(x) の内訳を出したい際に使用します。
例えば、下記グラフは、横軸(x) に「データ登録日」を年毎で設定しており、年毎の登録されたJOB件数を表示していますが、
[例1]
[例2]
グループ化単位にフェーズを設定することで、
各年のフェーズごとの内訳件数を色別に表示することができます。
※ 2024年6月7日時点で、項目の値に下記の記号が使われている場合に正常にグラフに反映しない不具合を確認しております。
項目の入力値や選択肢に使われている場合、グラフのご利用はお控えください。
「"」(ダブルクォーテーション)、「&」、「<」、「>」
10.実行
全ての設定が完了し、「実行」をクリックするとデータ集計を開始します。
「レポート」タブでレポート内容の確認ができ、「日本語(Windows)でCSVダウンロード」「UNICODE(UTF-8)でCSVダウンロード」をクリックするとデータのダウンロードが可能です。
※ダウンロード件数の上限は25万件です。
抽出条件やフィールドなどを変更したい場合は、画面右上の「編集」から行ってください。
「グラフ」タブをクリックするとグラフが表示されます。
レポート一覧画面に戻ると、先程作成したフォルダの中に 「売上レポート」が保存されています。
「コピー」を使うことで、内容を一部変えたレポートを作成したり、別のフォルダに保存することができます。