Gmailのメール送信者のガイドライン「簡単に登録解除できるようにする」に従い、2024年5月30日より、下記2つの対応を実施しております。
・「PORTERSの一括メール送信機能から送信するメール」と「PORTERS MAから送信するメール」をGmailアカウント宛へ送信した際、「登録解除リンク」を表示させる対応。
・上記「登録解除リンク」から登録解除を行った際、『登録解除をお知らせする通知メール』を送信する対応。
『配信登録の解除をお知らせする通知メール』を受信後、
配信登録の解除がされたメールを、次回以降、同様のメールアドレスへ誤って送信しない様に、送信の対象から除く手続きを早急に行うことを推奨いたします。
※ PORTERSの個別メールには、登録解除リンクは表示されません。
※ メール設定でOffice365連携をされている場合は、Gmail アカウントで受信しても [登録解除] のリンクは表示されません。以下の2つの理由により List-Unsubscribe ヘッダーを追加して送信することができない為です。
・user: sendMail - Microsoft Graph v1.0 | Microsoft Learn にある 「インターネットメッセージヘッダー」 の RFC に List-Unsubscribe が無い。
・メッセージ リソースの種類 - Microsoft Graph v1.0 | Microsoft Learn に書いてあるとおり、「カスタムインターネットメッセージヘッダー」 を設定する場合、 "X-" で始まる必要がある。
以下、送信の対象から除く手続きの一例を、
「PORTERSの一括メール送信機能から送信するメール」と「PORTERS MAから送信するメール」に分けてご案内いたします。
「PORTERSの一括メール送信機能から送信するメール」の場合
差出人:PORTERS system "no-reply-admin@porterscloud.com" (メール設定でGmail連携をされている場合は、一括メールを送信したユーザーの連携しているGmailアカウントメールアドレス)から『配信登録の解除をお知らせする通知メール』が送信されます。)
メールの本文中に、配信登録解除リンクが押されたメールのTOに入ったメールアドレスが表示されています。
PORTERSで該当のメールアドレスを検索し、例えば、そのメールアドレスを持つ求職者や担当者の「メルマガ配信 可/不可」という項目のデータを、”不可”に更新することで、次回以降、誤って送信しない様に、送信の対象から除く目印にすることができます。
※ 選択肢型項目の作成方法は、こちらをご参照ください。
「PORTERS MAから送信するメール」の場合
差出人:PORTERS MA "noreply@pma.porterscloud.com" から『配信登録の解除をお知らせする通知メール』が送信されます。
メールの本文中に、配信登録解除した該当レコードURLが表示されます。
例えば、「メルマガ配信 可/不可」という項目のデータを、”不可”に更新することで、次回以降、誤って送信しない様に、送信の対象から除く目印にすることができます。
※ 選択肢型項目の作成方法は、こちらをご参照ください。
「登録解除リンク」について
■ 一括メール送信機能から送信したメールをCCやBCCで受信した方が「登録解除リンク」をクリックした場合
「登録解除リンク」を誰が押したのかは、システム上判別することができません。
その為、CCやBCCで受信した方が「登録解除リンク」をクリックした場合も、TOで受信した方がクリックした場合と同じ通知メールが届きます。
自社メールアドレスをCC/BCCに設定している場合は、誤って登録解除しない様にご注意ください。
■「登録解除リンク」が表示されないケースについて
「登録解除リンク」を表示するかしないかは、Gmail側によって判断されます。
明確な条件は現時点で明示されていませんが、送信者のレピュテーション(評価)が高くない場合、表示されない模様です。
なお、「登録解除リンク」が表示されていない場合でも、受信メールのヘッダー情報から実装されているかをご確認いただくことは可能です。
① 受信メールの右上 [︙] をクリックし、[メッセージのソースを表示] をクリック。
② メッセージのソース内に、以下の表示があれば、登録解除リンクが反映されています。
他「メール送信者のガイドライン」更新について
Gmailのメール送信者のガイドライン更新に対する他の対応に関しましては、以下のページも併せてご参照ください。
● Gmailの「メール送信者のガイドライン」更新(2024年2月以降)について
将来の機能更新について
■ 登録解除に関して、将来的には下記の様な機能を検討しています。(実装時期に関しては未定です。)
・登録解除されたメールアドレスに対して、自動的に送信できなくする制御の追加
・自動制御がかかっている状態でも、有事の際には送信できる機能の追加
・自動制御を解除できる状態の追加
・配信禁止となったレコードに対するデータ更新対応がスムーズにできる状態の追加
■ 通知メールのリトライ送信について
『登録解除をお知らせする通知メール』がネットワークのトラブルなど何らかの理由で送信が失敗した場合、
現状では自動リトライの仕組みがない為、
自動リトライの仕組みが実装されるまでは毎日確認を行い、3営業日以内に手動でリトライ処理を行います。
その際、通知メールの本文に記載される「登録解除日」につきましては、
一括メールを受信した方が [登録解除] をクリックした日時ではなく、手動リトライを行った日時となります。
何卒ご了承いただけますようお願いいたします。
よくあるご質問
登録解除リンクは、一括メール送信すべてに付きます。
マーケティングメールかマーケティングメールではないかは、Gmail側がどの様に判別するか公表しておらず、
登録解除リンクが入っていない状態で送信した際にガイドラインに沿っていないとGmail側が判定する可能性も考え得る為、一括メール送信すべてに登録解除リンクは追加されます。
登録解除リンクが押されたメールアドレスに対して自動的に送信できない様にする機能につきましては、検討をしておりますが、実装時期に関しては未定です。
登録解除リンクはGmailの List-Unsubscribe と List-Unsubscribe-Post ヘッダーを適用しております。
下記のように画面遷移します。
※ PCブラウザで表示した際の画像となります。スマートフォンのGmailアプリなどでは「メールをブロック」という表記になります。
※ Gmail側にて、今後表示などの仕様を変更する可能性があります。
① メール上部の[メーリングリストの登録解除]をクリック
② 登録解除のポップアップ画面で、[登録解除]をクリック
③ 完了すると、左下に完了メッセージが表示されます
Gmail 側の仕様となります為、変更することは出来兼ねます。
◆PORTERSの一括メール
・差出人:PORTERS system
・差出人メールアドレス:no-reply-admin@porterscloud.com
但し、メール設定でGmail連携をされている場合、差出人は一括メールを送信したユーザーが連携しているGmailアカウントのメールアドレスになります。
※ from を変更して送信した場合でも、メール設定でGmail連携をしているメールアドレスが差出人となります。
◆PORTERS MAの送信メール
・差出人:PORTERS MA
・差出人メールアドレス:noreply@pma.porterscloud.com
以下の可能性が考えられます。
①ドメインが@gmail.com ではないが、Gmailでメール受信をしている。
②受信者がお使いのメールシステムでも、下記ヘッダーにより登録解除リンクを表示する仕組みになっている。
List-Unsubscribe-Post
List-Unsubscribe
※ 上記ヘッダーは、Googleのガイドラインにより、提示されているものとなります。
https://support.google.com/a/answer/81126?hl=ja&visit_id=638500320755062893-1528055065&rd=1#subscriptions