概要と注意事項
PORTERSでは、セキュリティ向上のためにIPアドレス制限を設定することができます。
例えば、社内で使っているIPアドレスのみをアクセス可能として設定することで、社外の第三者からのログインを防ぐことが可能です。
【注意事項】
- PORTERSのIPアドレス制限は、アクセス可能なIPアドレスを登録する形式です。
- IPアドレスを登録せずにIPアドレス制限を有効にすると、全ユーザーがログインできなくなってしまいます。
IPアドレス制限の有効/無効を変更する前に、必ず先にIPアドレスを登録してください。 - 社内のシステムメンテナンス等がある場合は、IPアドレスの変更が発生しないかご確認頂き、
IPアドレス変更が発生する場合は必ず事前に新しいIPアドレスを登録しておいてください。
登録しなかった場合、社内IPアドレスが切り替わった時点で全ユーザーがログインできなくなります。 - IPアドレス制限をしていても、リモートアクセス設定をすれば、特定のユーザーはパスコードを発行することでリモートでのアクセスを可能にします。
- IPアドレス制限画面に表示されるのは、登録済みのIPアドレスと、その時点でリモートアクセスを行っているユーザーのIPアドレスです。後者については "その他" 列に「リモートアクセス」と表示されます。
設定方法
設定する場合は、PORTERS画面右上の設定(歯車アイコン)から「IPアドレス制限」を選択します。
既にアクセス可能なIPアドレスを登録している場合は、登録済みIPアドレスの一覧が表示されます。
新たにアクセス可能なIPアドレスを追加したい場合は画面上部の「新規」ボタンをクリックします。
現在操作ユーザーがアクセスしているIPアドレスの表示と、追加するIPアドレス入力画面が表示されますので、IPアドレスを入力し保存してください。
※現在のIPアドレスを登録したい場合は、コピー&ペーストして保存してください。
IPアドレスを登録しただけではまだ制限はかかっておりません。
アクセス可能IPアドレスを登録した後、画面上部の「有効/無効」ボタンをクリックし、「有効」を選択して保存すると制御がかかります。
※必ず、アクセス可能IPアドレスを登録してから有効にしてください。
IPアドレス制限の有効/無効の設定変更をした場合でも、ログイン中のユーザーには適用されません。
IPアドレス制限を有効にし、一旦全ユーザーに適用するためにログアウトさせたい場合には「他のユーザーを強制ログアウト」ボタンをクリックしてください。
参考:IPアドレスとは
PORTERSをユーザーが利用する際には、インターネットに接続しPORTERSへアクセスしています。
各自のPCやサーバーなどが網の目のようにつながっているネットワークがあり、求人サイトなどを閲覧するときも各自のPCから、
どこかのサーバーに接続し、保管されているデータを読み込んでいるのです。
IPアドレスとは、こうした1つ1つのネットワーク機器などに付けられた識別番号で、ネットワーク上の住所のようなものです。
IPアドレスにはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスがありますが、PORTERSの設定で使うのはグローバルIPアドレスです。
グローバルIPアドレスとは、インターネット接続の際に利用されるIPアドレスで、1つ1つが固有のものであり世界中で重複することはありません。
また、グローバルIPアドレスには、定期的に番号が変わる動的IPアドレスと、変更が行われない固定IPアドレスが存在します。
PORTERSのIPアドレス制限機能を利用する場合、固定IPアドレスが必要です。
自社の設定がどのようになっているかは、社内のシステム担当者、ネットワーク管理者にご確認ください。
プライベートIPアドレスはローカルIPアドレスとも呼ばれ、外部から利用できない社内LANなどのプライベートネットワークのアドレスです。
PORTERSの設定には使用できません。