概要
Office365 / Gmail メール受信では、メール送受信を行う認証は、Oauth 2.0 (先進認証) を採用しております。
※ マイクロソフト社より、2022年10月01日にMicrosoft365(旧称 Office365)におけるExchangeOnlineの基本認証が廃止されることが発表されております。(IMAP/POPが利用できなくなります)
Office365
メール送信: OAuth2.0認証を利用しOffice365からメールを送信します
メール受信: OAuth2.0認証を利用しOffice365からメールを受信します
Gmail
メール送信: OAuth2.0認証を利用しGmailからメールを送信します
メール受信: OAuth2.0認証を利用しGmailからメールを受信します
その他のメールサービス
メール送信:PORTERSのサーバーから宛先にメールを送信します
メール受信:設定されたメールサーバーからIMAP/POPでメールを受信します
PORTERSからメール送信のみを行う場合は、本設定は不要です。
PORTERSでメールの受信をする場合は、本設定が必要です。また、ご利用されているメールサービスにより設定手順が異なります。
・Office365
・Gmail
・上記以外のメールサービス
上記のサービスで手順が異なりますので、それぞれの説明箇所をご確認ください。
※ Office365/Gmailをご利用されていて、かつPORTERSで2020年8月11日以前にメール受信設定をされている場合、設定の切り替えが必要となります。現在のメール受信設定を解除し、新たにOffice365/Gmailの受信設定を行ってください。
過去メールの取り込みについて
ユーザーメール設定時に、過去メールをどの時点のものから取り込むのか、
[本日/3か月(90日)/6か月(180日)」のいずれかから選択します。
Office365、Gmailでメール設定をする場合、
設定から4日目以降は、パフォーマンス向上の為、直近4日以内のメールだけを参照し取り込む仕様となっています。
※ 96時間以内(丸4日以内)ではなく、4日以内(3日前の00:00以降)のメールが同期対象
ユーザーメールの設定から4日目以降に、4日より前のメールを受信されたい場合は、
ユーザーメール設定を「3か月(90日)/6か月(180日)」いずれかに変更して保存を行うことで取り込むことができます。
※ 設定をし直したとしても、同じメールが重複して取り込まれることはありません。
※ メーラー側で受信トレイ(INBOX)にメールが格納されている必要があります。
その他のメールサービスでメール設定をする場合は、新しく受信されたすべてのメールが取り込まれます。
Office365をご利用されている場合
PORTERSで行うメールの送受信を、Office365を経由して行います。
注意事項:
※Exchange にてOAuth2.0先進認証が有効になっている必要があります。
※Exchange のついていない下記プランはサポート対象外となります。
Microsoft 365 Personal
Office Home & Business
Office Personal
Microsoft 365 Apps
※PORTERSでメール受信せず、メール送信のみをOffice365経由で行うことはできません。
※メール受信は自動で約10分間隔で行われます。メールボックス内の更新ボタンを押しても取り込めます。
※メールに添付できる添付ファイル容量は3MBまでとなります。
【Office365-設定の手順】
右上のユーザーネームをクリックし、「メール設定」をクリックします。
「Office365にログインする」をクリックします。
Office365にログイン中の場合は、Microsoftのアクセス許可の画面が表示されます。
記載されているメールアドレスが連携したいメールアドレスと完全一致していることを確認し、「承諾」をクリックします。
Office365にログインしていない場合は、Microsoftのサインイン画面が表示されます。Office365にログインし、アナウンスの通りに進めます。
ユーザーメール設定画面が開きます。詳細設定を選択し、「保存」をクリックします。
過去メールの取込み
設定を保存した際に、いつの受信メールから取り込むのかを設定できます。
但し、受信メールサーバーに該当期間の受信メールが残っていない場合は取り込むことはできません。
※ 設定から4日目以降は、パフォーマンス向上の為、直近4日以内のメールだけを参照し取り込む仕様となっています。
シェア設定
PORTERS独自の機能で、受信したメールをPORTERS上でシェア(共有)するか、しないかの設定です。
【推奨設定】一般ユーザー: シェアする/経営者、事業責任者ユーザー : シェアしない
基本的には企業担当者や求職者とのやりとりを共有することが業務の効率化、サービスレベルの改善につながると考えられるため、通常は「シェアする」設定を推奨します。
但し、経営者、事業責任者様のアカウントではメールに機微情報が含まれることがあるため、受信時は自動シェアせず、メール内容を確認した後に個別にシェアする運用を推奨いたします。
状態が利用中に変わります。
【fromを別のメールアドレスに変える場合のOffice365設定】
PORTERSのメール送信画面では、fromのメールアドレスをご自身のIDのメールアドレス以外のものに変えることが可能です(fromのメールアドレス切り替えは、ユーザー情報画面の「追加アドレス1」を登録することで可能になります)。しかし、事前にOffice365で設定せずに送信するとエラーになってしまいます。その為、事前にoffice365管理者の方がExchange管理センターでアクセスを許可する設定をしておく必要があります。
こちらのページをご確認の上、設定をしてください。
Office365 差出人の変更
【Office365-その他の注意点】
- Office365のメール受信は、INBOXのメールのみ受信可能となります。別のフォルダに振り分けられたメールは受信できません。
- PORTERSを利用せずOffice365から送信されたメールは、PORTERSのメールボックスには入りません。
- メール送信は、Office365側で設定された内容に準じます。例えば、メール誤送信防止の為の遅延設定などをOffice365側で設定している場合、PORTERSからのメール送信も設定された時間だけ遅延します。
- Microsoftにサインインをしてから90日経過しますと、[Office 365 REST API 再認証が必要です]
という画面が表示されます。
「再認証」ボタンをクリックし、Office365アカウントの認証を行ってください。
再認証完了まで、メールの送受信は行えません。
Gmailをご利用されている場合
PORTERSで行うメールの送受信を、Gmailを経由して行います。
事前にGoogle APIの設定を行っていただく必要がありますので、まずは【Google API OAuth2.0】のページにある資料をご参照の上、設定をしてください。
※Google Workspace(G suite)をご利用頂いている必要がございます。(無料Gmailアカウントでの設定は保証しておりません)
※PORTERSでメール受信せず、メール送信のみをGmail経由で行うことはできません。
※メール受信は自動で約10分間隔で行われます。メールボックス内の更新ボタンを押しても取り込めます。
Google APIの設定完了後、以下の手順に進みます。
【Gmail-設定の手順①】
右上の設定から「Google API設定」をクリックします。
【Gmail-設定の手順②】
右上のユーザーネームをクリックし、「メール設定」をクリックします。
「Googleにログインする」 をクリックします。
Googleのログイン画面が表示されます。アカウントを選択します。
下記画面が表示された場合は、「詳細」をクリックし、「porterscloud.com(安全ではないページ)に移動」をクリックします。
「メール メッセージと設定の表示」「ユーザー本人に代わってメールを送信」などの許可を確認する画面が表示された場合は、「許可」をクリックしてください。(下記画面は既に許可された画面です)
ユーザーメール設定画面が開きます。詳細設定を選択し、「保存」をクリックします。
過去メールの取込み
設定を保存した際に、いつの受信メールから取り込むのかを設定できます。
但し、受信メールサーバーに該当期間の受信メールが残っていない場合は取り込むことはできません。
※ 設定から4日目以降は、パフォーマンス向上の為、直近4日以内のメールだけを参照し取り込む仕様となっています。
シェア設定
PORTERS独自の機能で、受信したメールをPORTERS上でシェア(共有)するか、しないかの設定です。
【推奨設定】一般ユーザー: シェアする/経営者、事業責任者ユーザー : シェアしない
基本的には企業担当者や求職者とのやりとりを共有することが業務の効率化、サービスレベルの改善につながると考えられるため、通常は「シェアする」設定を推奨します。
但し、経営者、事業責任者様のアカウントではメールに機微情報が含まれることがあるため、受信時は自動シェアせず、メール内容を確認した後に個別にシェアする運用を推奨いたします。
状態が利用中に変わります。
【fromを別のメールアドレスに変える場合のGmail設定】
PORTERSのメール送信画面では、fromのメールアドレスをご自身のIDのメールアドレス以外のものに変えることが可能です(fromのメールアドレス切り替えは、ユーザー情報画面の「追加アドレス1」を登録することで可能になります)。しかし、事前にGmailで設定をせず送信するとGoogleがメールアドレスを元に戻してしまい、そのまま送信されていまいます。その為、事前にGmailの設定画面で、差出人アドレスを追加しておく必要があります。
こちらのページをご確認の上、設定をしてください。
Gmail 差出人の変更
【Gmail-その他の注意点】
- Gmailのメール受信は、受信トレイのメールのみ受信可能となります。ラベルで振り分けられたメールは受信できません。
- PORTERSを利用せずGmailから送信されたメールは、PORTERSのメールボックスには入りません。
- メール送信は、Gmail側の送信メールサーバーから行われます。Gmail側の制限等を受ける事になります事、ご留意ください。
(例:外部サイト 「Google Workspace における Gmail の送信制限」)
その他のメールサービスをご利用されている場合
Office365/Gmail以外のメールサービスをご利用されている場合、PORTERSでメールを受信するには下記2つの設定が必要です。
①グローバルメール設定:会社全体の設定で、システム管理者が行います
②ユーザーメール設定:ユーザー毎の設定で、ユーザー自身が行います
※本設定は「メールを受信する為の設定」となります。メール送信は、メール設定をしない場合と同様にPORTERSのメールサーバーからの送信となります。
※メール受信は自動で約10分間隔で行われます。メールボックス内の更新ボタンを押しても取り込めます。
事前に下記の必要情報をご確認ください。
必要情報 | 備考 |
---|---|
IMAP/POP3 |
設定可能な値は以下のいずれかです。 ・IMAP ・POP3 |
セキュリティ |
設定可能な値は以下のいずれかです。 ・なし ・SSL ※ 2024年3月現在、メールサーバー側がTLS1.2のみに対応している場合、SSLの有効性チェックで失敗してしまい『受信メールサーバーに接続できません。』というエラーが出てしまう不具合がございます。 |
サーバー | 受信メールサーバーの外部アクセス用のサーバー名をご確認ください。 |
ポート番号 | 受信メールサーバーで設定されているポート番号をご確認ください。 |
アカウント名 |
該当メールアドレスのアカウント名をご確認ください。 設定可能な値は以下のいずれかです。 ・PORTERSユーザー情報のメールアドレスと完全一致 ・PORTERSユーザー情報のメールアドレスの@以前のホスト部分と一致 |
パスワード | 該当メールアカウントへ接続する際のパスワードをご確認ください。 |
メールサーバーの設定
- 「サーバ」の項目に設定するのは、受信メールサーバの外部アクセス用ドメインです
- 社内アクセス用ドメイン(192.168から始まるローカルIPアドレス)ではPORTERSでのメール受信はできません
- 受信メールサーバ側でアクセス制限をかけている場合は、設定が正しくてもPORTERSでのメール受信はできません
-
受信メールサーバ側でIPアドレス制限を行っている場合は、以下の4つの設定をお願いします。52.69.227.393.114.155.873.114.148.793.113.190.36
メールサーバーの設定を行う場合、PORTERS画面右上の設定(歯車アイコン)から「メール設定」を選択します。
初めて設定する場合はすぐに新規登録画面が開かれます。
既に登録されている設定がある場合は一覧画面が開かれますので、追加設定するには「新規」ボタン、既存の登録内容を変更したい場合は鉛筆ボタン、
既存の登録内容を削除したい場合はゴミ箱ボタンをクリックしてください。
新規追加または変更をする場合は、 事前に社内で使用されている受信メールサーバの設定をご確認の上、PORTERSに同内容をご登録ください。
※受信メールサーバがどのような設定になっているかは、自社内のメール等システム管理を担当されている方へご確認ください。
ポーターズ株式会社では、ユーザー様の会社の受信メールサーバの設定は確認できません。
ユーザーメール設定
- 受信メールサーバ設定が複数ある場合、PORTERSユーザーIDに登録しているメールアドレスで使用する受信メールサーバを選択してください
- 受信メールアドレスのアカウント名が、PORTERSユーザーIDのメールアドレスまたはメールアドレスの@以前の情報と異なる場合は設定できません
- PORTERSでメールを受信した場合も、他のメーラーでも受信メールを確認することができます
- 受信メールを他のメールアドレスへ自動転送することはできません
- メール受信時の通知機能はありません
- 他のメーラーでメール受信した際に受信メールサーバからメールが削除される設定になっていると、PORTERSのメール設定が正しくても受信メールが確認できない場合があります
【設定の手順】
右上のユーザーネームをクリックし、「メール設定」をクリックします。
「設定画面で設定する」 をクリックします。
ユーザーメール設定画面が表示されます。設定し、「保存」をクリックします。
①アカウント名とパスワード
アカウント名として選択できるのは、ユーザーIDとして登録されているメールアドレスの「メールアドレス全体」か「ユーザ名(@以前の部分)」です。
任意設定されたアカウント名をPORTERSのメール受信設定で使用することはできません。
パスワードは、受信メールサーバーにアクセスするためのパスワードで、PORTERSのパスワードとは異なりますのでご注意ください。
ご不明な場合は、自社内のシステム管理担当者またはご契約プロバイダー等にご確認ください。
②過去メールの取り込み
設定を保存した際に、いつの受信メールから取り込むのかを設定できます。
但し、受信メールサーバーに該当期間の受信メールが残っていない場合は取り込むことはできません。
③シェア設定
PORTERS独自の機能で、受信したメールをPORTERS上でシェア(共有)するか、しないかの設定です。
【推奨設定】一般ユーザー: シェアする/経営者、事業責任者ユーザー : シェアしない
基本的には企業担当者や求職者とのやりとりを共有することが業務の効率化、サービスレベルの改善につながると考えられるため、通常は「シェアする」設定を推奨します。
但し、経営者、事業責任者様のアカウントではメールに機微情報が含まれることがあるため、受信時は自動シェアせず、
メール内容を確認した後に個別にシェアする運用を推奨いたします。
【IMAPでフォルダ振り分けをご利用の場合】
IMAPをご利用の場合、フォルダ分けされたメールはPORTERSで受信できません。
受信トレイ(Inbox)に入っているもののみが受信できます。