インポート詳細設定

インポート詳細設定

PORTERSでは、インポートの際に「設定」機能を活用することで、様々なデータ変換が可能です。

79.PNG

尚、インポート機能では、半角、全角、大文字、小文字などは全て異なる文字として扱われますのでご注意ください。

 

1.複数の項目を1つの項目にまとめる

CSVデータ上では複数の項目に分かれている情報を、PORTERSの1つの項目にまとめてインポートすることができます。

PORTERS側の1つの項目に対して、3つの項目をマッピングすることで対応可能です。

 

【事例】CSVでは個別の項目になっている「学校名/学部/学科」「卒業年」「卒業月」を、PORTERSの「学歴(詳細)」をまとめたい

1つ目のCSV項目をマッピングしたすぐ下に2つ目、3つ目の項目をマッピングしてください。

80.PNG

 

2.項目間に文字や改行を追加する

1のように複数の項目をマッピングした場合、何も設定しない状態ではそれぞれの値が全てつながって表示されます。

項目間に文字をや改行を入れたい場合は該当項目の「設定」からデータ変換の詳細設定が必要です。

「データ変換設定」画面の「テキスト」タブで表示されるテキストエリア内で必要な編集を行い、保存してください。

尚、括弧でくくられた項目名と数字部分は、データを反映するためのタグになっているので、文字や括弧を削除してしまわないようご注意ください。

※改行を含んだテキストをインポートできるのはテキスト複数行型項目のみです。

 

【事例】インポート後は「●●大学 yyyy年mm月卒」として登録したい

「学校名/学部/学科」の後にスペースを入力します。

「卒業年」「卒業月」のデータに「2012」「3」などの数字しか入っていない場合はタグの後に”年””月卒”の文字を追記してください。

 

 

3.選択肢の変換

CSVデータに入力されている文字列と、PORTERSで選択できる選択肢の文字列が異なっている場合に、変換設定を行っておけば

CSVデータを編集することなくインポートできます。

「データ変換設定」画面の「選択肢」タブで、「変換前の値」の編集領域にCSVデータと同じ文字列を設定してください。

真ん中の「+」をクリックすると、入力枠を追加することも可能です。

※何も設定を変更していない場合は、「変換後の値」と同じ文字列が「変換前の値」に設定されています。

 

①【事例】性別の項目で、CSVデータは「女」、PORTERSで選択できる選択肢は「女性」となっている

「変換前の値」を編集し「男」「女」として設定してください。

もし、CSVデータの表記が「女」や「女性」など、複数パターンある場合は入力枠を増やして「変換前の値」を複数設定することも可能です。

slide_5_2.png

 

また、PORTERS側の項目がチェックボックスまたはサーチボックス(複数選択可能)である場合は、CSVデータ内の1つの項目に複数の値が存在する場合でもインポート可能です。

CSVデータ内の1つの項目に複数の値が存在する場合は、必ず区切り文字を指定してください。

 

②【事例】希望職種の項目で、CSVデータは「1001/2001」と入力されており、1001⇒システムアナリスト、2001⇒プロジェクトマネージャーとしたい

まずはCSVデータの区切り文字を確認します。

インポート設定では、どの値をどれに当てはめたいか設定を行い、画面下部の区切り文字を選択してください。

slide_5_3.png

 

③ 選択肢の数が多い場合、一括編集ができます。
「一括編集」をクリックします。

slide_5_4.png

 

「クリップボードにコピー」をクリックします。

slide_5_5.png

 

コピーしたデータをExcelに貼り付け、Excel上で選択肢の変換前の値を編集します。

slide_5_6.png

 

すべて編集が終わりましたらデータをコピーし、「変更後の設定」に貼り付け、保存します。

slide_5_7.png

 

一括で「変更前の値」が更新されます。問題なければ保存をします。

slide_5_8.png

 

 4.値の置換

CSVデータに入力されている特定の文字列や値を、他の文字列や値に置換してインポートが可能です。

「データ変換設定」画面の「値」タブで、プルダウンから項目を選択し「編集」をクリックしてください。

値編集画面が表示されますので、「置換」タブ内の「+」をクリックして入力枠を追加し、必要な置換設定を行って保存してください。

 

 【事例】CSVデータに全角数字が登録されている

PORTERSの数値型項目の対応文字は半角数値のみです。

CSVデータに全角で値が登録されている場合は、全角数字を半角数字に置き換える必要があります。

「値」の「置換」設定画面で、左側(赤枠部分)に変換前の値である全角数字、右側(青枠部分)に変換後の値である半角数字を設定してください。

 

尚、値の置換・範囲を指定した置換では、
インポートもエクスポートも、値タブの緑の枠に入った条件を上から順に処理していきます。

427.png

481.PNG

 

 【事例】CSVデータでは「400万円」と入力されているデータを数値型項目にインポートしたい

文字を削除する機能ではありませんが、特定の文字を何もない状態に置換することで同様の対応が可能です。

「値」の「置換」設定画面で、左側(赤枠部分)に変換前の値である文字を入力し、右側(青枠部分)には何も入力せずに設定を保存してください。

尚、CSVデータの表記が「●●万円」や「●●万」のように統一されていない場合、一文字ずつ置換することをお勧めします。

 

 5.範囲指定での置換

CSVデータに入力されている数値の範囲を指定して、特定の文字列や値に置換してインポートが可能です。

「データ変換設定」画面の「値」タブで、プルダウンから項目を選択し「編集」をクリックしてください。

値編集画面が表示されますので、「範囲」タブ内の「+」をクリックして入力枠を追加し、必要な置換設定を行って保存してください。

 

【事例】CSVデータでは「4000000」などの数値で入力されているデータを選択肢型項目にインポートしたい

選択肢の1つ1つに対して全て値を設定していくのはとても大変ですが、範囲指定での置換機能を活用することで軽減できます。

まずはPORTERS側にどのような選択肢があるか確認しておきます。

「範囲」タブで、左側の入力枠(赤枠部分)に値を入力して「以上」「より小さい」などを選択します。

右側(青枠部分)には、変換後の値を設定します。

 

 

【事例】CSVデータでは「4000000」などの数値で入力されているデータを、”万円”単位で管理している数値型項目にインポートしたい

PORTERSでは、乗算や除算を用いた変換設定を行うことが可能です。

 

1万円単位を切り捨てたい場合、「範囲」タブで右側(青枠部分)に「10000」で「除算(/)する」を設定します。

 

 

6.表示形式の指定

年月日を表すための形式には様々な表示形式が存在します。

PORTERSの形式は「YYYY/MM/DD」または「YYYY/MM/DD HH:mm」ですが、CSVデータに入力されている形式が異なる場合は設定が必要です。

「データ変換設定」画面の「表示形式」タブで、「年月日型・年月日時分型項目のフォーマット」からCSVデータに合った形式を選択してください。

※合致する形式が選択肢にない場合は、手動入力での形式指定も可能です。

 

【事例】CSVデータでは「yyyy年mm月dd日」形式になっている

虫眼鏡ボタンをクリックすると、設定可能な表示形式の選択肢が表示されますので「YYYY年MM月DD日」を選択してください。

 

7.固定文字列のインポート

例えば、CSV側には項目が用意されていないものの、全てのデータに固定の情報を付加してインポートしたい場合、

項目はマッピングせずにテキスト設定のみを行うことが可能です。

 

【事例】CSVに項目はないが、インポートするデータは全てフェーズを「エントリー」としてインポートしたい

項目は何もマッピングする必要はありません。

「フェーズ」の「設定」をクリックし、「テキスト」タブの編集領域に「エントリー」と入力して保存してください。

設定する文字列は、フェーズ選択肢として設定されている文字列と全く同じにしてください。

半角、全角などが異なっていたり、不要なスペースが入力されているとエラーの原因となります。

 

 

この記事は役に立ちましたか?
8人中4人がこの記事が役に立ったと言っています