- エクスポート詳細設定
- 1.複数の項目を1つの項目にまとめる
- 2.ラベルの変更
- 3.項目間に文字や改行を追加する
- 4.選択肢の変換
- 5.値の置換
- 6.範囲指定での置換
- 7.表示形式の指定
- 8.補助パーツを使った固定値の出力
エクスポート詳細設定
PORTERSでは、エクスポートの際に「設定」機能を活用することで、様々なデータ変換が可能です。
1.複数の項目を1つの項目にまとめる
PORTERS画面では複数の項目に分かれている情報を、CSVで出力する際には1つの項目にまとめてエクスポートすることができます。
1つ目にマッピングした項目に、2つ目3つ目の項目を入れ込むようにマッピングすることで設定可能です。
【事例】PORTERSでは「募集年齢」や「応募資格」の項目が分かれているが、CSV出力時は1つの項目としてまとめたい
まず1つ目の項目を右側の「エクスポートする項目」に移動したら、2つ目の項目は1つ目の項目の中に入れ込むようにマッピングしてください。
2.ラベルの変更
PORTERSの項目名をそのまま出力するのではなく、項目名を変更して出力することができます。
「データ変換設定」の「ラベル」タブで変更後の名称を入力してください。
【事例】1のようにまとめた項目の出力時の項目名を「応募要項」として出力したい
「ラベル」タブの「変更後」の入力枠に「応募要項」を入力して保存してください。
3.項目間に文字や改行を追加する
1のように複数の項目をマッピングした場合、何も設定しない状態ではそれぞれの値が全てつながって表示されます。
項目間に文字をや改行を入れたい場合は該当項目の「設定」からデータ変換の詳細設定が必要です。
「データ変換設定」画面の「テキスト」タブで表示されるテキストエリア内で必要な編集を行い、保存してください。
尚、括弧でくくられた項目名とエイリアス部分は、データを反映するためのタグになっているので、文字や括弧を削除してしまわないようご注意ください。
【事例】1のように「応募要項」としてまとめた情報の中に、項目ごとの詳細情報の前に「募集年齢」のようなタイトルをつけたい
募集年齢のタグの前に【募集年齢】、応募資格のタグの前に【応募資格】と入力、募集年齢と応募資格の間は1行分改行を入れます。
4.選択肢の変換
PORTERSの選択肢の文字列を出力するのではなく、別の文字列や数字のコードに変換して出力したい場合に利用します。
「データ変換設定」画面の「選択肢」タブで、「変換後の値」の編集領域に出力したい文字列を設定してください。
尚、形式がチェックボックスまたはサーチボックス(複数選択可能)の場合は、1つの項目に複数の値が入力されている場合があります。
値が複数存在する場合の区切り文字は「,」や「/」などいくつかの種類から選択可能です。
【事例】「勤務地」の出力時に、「北海道」は「1001」のように決まったコードに置き換え、複数の値がある場合はスラッシュ区切りにしたい
「変換後の値」列で「北海道」に該当する行の入力枠に「1001」を入力し、他の都道府県についても全て設定します。
また、複数の値が存在する場合は画面下部の区切り文字を選択してください。
選択肢の数が多い場合、一括編集ができます。
「一括編集」をクリックします。
「クリップボードにコピー」をクリックします。
コピーしたデータをExcelに貼り付け、Excel上で選択肢の変換前の値を編集します。
すべて編集が終わりましたらデータをコピーし、「変更後の設定」に貼り付け、保存します。
一括で「変更後の値」が更新されます。問題なければ保存をします。
5.値の置換
PORTERSに入力されている特定の文字列や値を、他の文字列や値に置換してエクスポートが可能です。
「データ変換設定」画面の「値」タブで、プルダウンから項目を選択し「編集」をクリックしてください。
値編集画面が表示されますので、「置換」タブ内の「+」をクリックして入力枠を追加し、必要な置換設定を行って保存してください。
【事例】PORTERSのテキスト型項目の中で「①」のように環境依存文字が使われている場合に半角数値に置換したい
選択肢型項目の場合は選択肢の変換設定を行えば対応できますが、テキスト型項目の場合は値の置換で設定が必要です。
「値」の「置換」設定画面で、左側(赤枠部分)に変換前の値を、右側(青枠部分)に変換後の値を設定してください。
尚、値の置換・範囲を指定した置換では、
インポートもエクスポートも、値タブの緑の枠に入った条件を上から順に処理していきます。
6.範囲指定での置換
PORTERSの項目が数値型項目または通貨型項目の場合、入力されている数値の範囲を指定して特定の文字列や値に置換が可能です。
「データ変換設定」画面の「値」タブで、プルダウンから項目を選択し「編集」をクリックしてください。
値編集画面が表示されますので、「範囲」タブ内の「+」をクリックして入力枠を追加し、必要な置換設定を行って保存してください。
【事例】PORTERSには「3500000」のように入力されている値を、400万以下の場合には「400万円以下」のように出力したい
「範囲」タブで、左側の入力枠(赤枠部分)に値を入力して「以上」「以下」などを選択します。
右側(青枠部分)には、変換後の値を設定します。
7.表示形式の指定
PORTERS内の年月日形式は「yyyy/mm/dd」または「yyyy/mm/dd hh:mm」ですが、出力後の用途に合わせて異なる形式で出力できます。
「データ変換設定」画面の「表示形式」タブで、「年月日型・年月日時分型項目のフォーマット」から形式を選択してください。
【事例】自社サイトでは「yyyy年mm月dd日」形式を使っているので合わせたい
虫眼鏡ボタンをクリックすると、設定可能な表示形式の選択肢が表示されますので「YYYY年MM月DD日」を選択してください。
8.補助パーツを使った固定値の出力
PORTERSの項目としては存在していないけれど、固定値を出力したいといった場合には補助パーツを利用することができます。
左側のPORTERS項目の最下部に「カスタム」項目がありますので、右側のエクスポートする項目にドラッグ&ドロップでマッピングし、
マッピング後に「設定」をクリックして、必要な情報を「テキスト」タブ内に入力してください。
尚、補助パーツにはPORTERSのデータを反映させるためのタグはありません。
【事例】媒体連携のために、自社の人材紹介会社ID「AA0005」を固定値で出力したい
ドラッグ&ドロップでマッピング後、「テキスト」タブに「AA0005」を入力して保存すると、全てのデータ行に固定の「AA0005」が出力されます。